カテゴリ 『 キャッチコピー 』 の記事

人間の脳は、あるホルモン物質の働きで『忘れる』ように出来ているらしい。

 

また、その『忘れる』ということをしないと、精神的ストレスに繋がるらしく・・・

『忘れる』ということは、けっして悪いことではないらしい。

 

仕事の重要なことなどは、ぜったいに『忘れない』という神経を働かせるようですが・・・

では、プライベートなことなどは皆さんいかがでしょうか?

 

自分が興味のないことは、あまり記憶に残さないのではないでしょうか。

 

ただし・・・

視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚の、どれか1つが憶えている

といったきっかけで『忘れていたこと』を、思い出したことはありませんか?

 

広告なども同じなのですが・・・

世の中にたくさん存在する『五感を刺激するもの』が、氾濫する中

自分が物凄く興味があるものならばいざ知らず

それほど興味のないものは、人間の記憶の中では1つに絞り込まれて記憶されるのではないでしょうか。

 

ですので・・・

提供する側が、いろいろな情報をメリハリをつけないでたくさん発信してしまうと

逆に、何も印象に残らないということになってしまいます。

 

たいせつなことは・・・

一番伝えたいことだけに絞り込んで、メリハリをつけて発信することではないでしょうか。

 

そして・・・

その商品やサービスでは『視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚』のうちの、どれに集約して発信することが最適なのかも重要です。

 

ですが・・・

 

時には、そのカテゴリーの特性とは異なる表現のほうが、人の印象に残ることもたくさんあります。

 

でも・・・

 

それを説くカギは・・・

実は、五感だけでは表現できない『もう1つの感覚』なのかもしれません。

 

しかし、ここで第六感という言葉は使うつもりはありません。

 

私がお伝えしたいのは『総合感覚力』

 

そして何よりも『仮説力』だと信じています。

20080918.jpgパソコンがスタンドアローン中心だった時代から

インターネット文化が普及し

そして、様々なサービスや文化が生まれました。

 

その中でも、特筆すべきは・・・

 

物凄い種類の『アスキーアート(絵文字・顔文字)』の登場ではないでしょうか。

 

例えば 『 orz  』 ・・・

orz(おるつ)と読み、その意味は落胆、失意、挫折の際の心理状態を、跪き頭を垂れる姿で表した日本発祥らしい。

 

そして、この 『 orz  』というアスキーアートは・・・

その後、中国、香港、台湾とその使用域が拡大したらしい。

 

昔からデザインのチカラは、国境を越えるコミュニケーションツール。

 

1995年・・・

あるデザイナーの方が『フランスの核実験に抗議』のために、パリで反核FAXポスター・デモンストレーションを行った。

その時に、加盟している栃木県デザイン協会から連絡をいただいて、参加させていただいた。

 

優良企業やロングセラー商品などのマークやデザインには・・・

必ず『クセになる要素』が含まれています。

 

すなわち・・・

【文字は読むのではなく見る】という視覚伝達論が成立しているのであります。

 

日本発のアスキーアートも・・・

アジアを越えて、世界でもコミュニケーションできるものとなって

そして・・・

それが『世界の平和』のためのコミュニケーションツールとして、活躍できれば素晴らしいですね。

 

【 楽しい < 安心 】のツールとして。

20080910-sokyu.jpg流通業やサービス業の現場で、同業他社との差別化を考える時には、次の2つの言葉が頻繁に使われている。

・価格での差別化

・価値での差別化

 

しかし・・・

もう一つ、大切な差別化できるものがある。

 

それは・・・

『量での差別化』であります。

 

調味料など継続的に使用する商品の場合には『価格での差別化』の延長線上にある考え方として捉えても宜しいのかと思います。

 

が・・・

一回きりで消費する商品などは・・・

お客様の心理で考えた場合には、微妙に異なるところであります。

 

また、この『量での差別化』に関しては・・・

お客様サイドで考えた場合の、そのマーケットのシェアに対して、まだまだ十分な供給がされていないことが『大盛りユーザー』から聞こえてくることが多くあります。

 

そして・・・

実は、このマーケット。

ちょっとした盲点になっているマーケットとも言えます。

 

20080911-oomori.jpgとくにスーパーなどでの『カップ麺』の売り場など。

面積の限られたカテゴリーの場合、どうしてもお客様への『値ごろ感』を訴求するために・・・

メーカー側は『大盛りバージョン』を発売しているにもかかわらず、そういった商品を陳列していない店舗がけっこう多い。

 

しかし・・・

『大盛りユーザー』は、たくさん食べたい。

 

『大盛りユーザー』でない人からすると・・・

『2つ購入すれば・・・』という声も聞こえてきそうですが

『大盛りユーザー』でなくても・・・

一回きりで消費する商品の場合、ほとんどの方が1つで満足を考える。

 

また・・・

一見コストパフォーマンスに身頓着に思える『大盛りユーザー』のほうが、実は『コストパフォーマンスにシビア』な人が多い。

これは・・・

通常の『1つで満足する人』と大きく異なる点、すなわち『満足していない』からこそ、コストパフォーマンスにシビアになる思考が働くのであります。

 

『価格の満足感』『価値の満足感』も大切ですが・・・

このような『量の満足感』も、より細かいリサーチをしてみる価値はあるのではないでしょうか?

 

でも・・・

そのリサーチの時には『通常の量で満足している人が用意した選択肢から』では、その真意はつかめないかも。

 

よりフリートークを重要視したリサーチが有効だと考えます。

 

また、こんな事も・・・

 

ご自身の経験を思い出してみてください。

『大盛り感』のあるお店は・・・

口コミの場合、誰もが人に伝達する時に、表現しやすいとお感じになりませんか?

「あそこのお店、量がこれぐらいあって物凄いのよ~。」

など。

 

もちろん、品質もたいせつです。

 

その2つで合格点となった場合・・・

口コミによるスピード性を高められて、さらにリピート率を高められるマーケットといえるのでは?

 

そして・・・

そのマーケットでのシェアをつかむことで『大盛りユーザーの心をつかみ』

そういったユーザーの『クセになるお店』になるのではないでしょうか。

20080905-to-hari.jpg今から8年ほど前からだろうか。

 

一部のファミレスやコンビニなどで・・・

この3行の張り紙を目にするようになったのは。

 

2行のほうは、大昔から見かけていたものですが・・・

3行のほうを初めて見た時には、正直

『やられた~!』

と思うと同時に・・・

『素晴らし過ぎる!』

と。

 

確かに『お客様にもマナー』はあると思います。

 

でも・・・

 

【してください。】といったお願いよりも・・・

先に【ありがとうございます。】と言われてしまうと・・・

人間なかなか悪人にはなれないものです。

 

素晴らしいコミュニケーションのスタートは・・・

相手を疑うのではなくて、

相手を信じることから。

 

会社の事務所に【経営理念】などを額に入れて・・・

『お客様には・・・』と掲げることも素晴らしいとは思います。

 

でも・・・

大切なことは『掲げること』ではなくて『実行すること』

 

この一枚の張り紙。

 

ある人には、小さな事と思われるかもしれませんが・・・

私は、これは物凄いことだと思います。

 

数字では、なかなか表現しづらいことではありますが・・・

こういった言葉。

そして、そういった思いを実行している姿。

 

それが・・・

お客様が『また利用したい』という気持ちの奥に、刻まれてゆくことでしょう。

 

その結果が・・・

数字ではないでしょうか。

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