カテゴリ 『 相対値比較 』 の記事

先日、都内で行われたあるパーティに参加した。

 

100人以上の人が集まり、会場のいたるところで会話に華が咲き・・・

正直、目の前の人と会話しているのに、相手の声が聞き取れない状況だった。

 

これは職業柄なのか、様々な周波数の音をいっぺんに聞く習慣が身についたことなのかも。

 

が・・・

途中で、ある実験をしてみた。

 

それは・・・

【自分の中で、回りの音をシャットダウンし、話相手の声に物凄く集中する方法】

 

私の仮説どおり・・・

その方法に切り替えることで、その後はお相手の話が完璧に聞き取れるようになった。

 

よくよく考えてみたら・・・

仕事で、ある一定の音をモニタリングする時には、気づかない間に行っていたアクション。

 

でも、ここ数年の間・・・

趣味ではなく、仕事としてのモニタリングは『一般の方の聞こえ方』を最優先するので、そういったモニタリングの仕方を忘れていたのかもしれません。

 

 

さてさて・・・

私の場合には、仕事の関係上そういった聞き方にシフト出来ますが、一般の方はなかなかそうはいかないもの。

 

でも・・・

主催者側は『ここだけは聞いて欲しい』というところでは、何らかの方法を考えなければなりません。

 

日本の場合には、殆どがマイクを使ってアナウンスするのが一般的。

 

でも欧米などでは、ベルの音を合図にしますね。

 

実は欧米のこの方法には、ちゃんと意味があるのであります。

 

ベルの音色の周波数というのは、人間の声では絶対に表現できない周波数。

すなわち、音量自体はさほど大きくなくても、ぶつかり合う周波数がないために、人間の耳には届きやすいのであります。

 

また、今回私が試した『ある音に集中する方法』

こちらを、一般の方にもアクションしていただくことで、いわゆるガヤガヤした環境の中でも、アナウンスを届けることが出来ます。

 

それは・・・

一度、ベルなどの周波数で会場を静粛にし

そこでアナウンスする人の声の周波数帯をインプットしていただく時に、微妙に会場内の人の声とは異なる周波数を持ち上げる方法です。

 

人間の耳は、ある時は敏感に。

そしてある時は、鈍感になります。

 

よく、買い物などからマイカーにお戻った時にエンジンをかけて・・・

「えっ、さっきまでこんな大きな音でカーステレオを聞いていたのか」

と思ったことはありませんか?

 

これも、慣れによる錯覚と、時間を置いた後の現象です。

 

細かく説明しだしますと、より専門的になり過ぎそうですので、このあたりで。

 

ですが・・・

【音におけるクセになる法則】は、音そのものよりも、そういった人間の心理などの側面から仮説~検証することで、たいせつなことが解ります。

 

詳しくは、いずれまた。

人間の脳は、あるホルモン物質の働きで『忘れる』ように出来ているらしい。

 

また、その『忘れる』ということをしないと、精神的ストレスに繋がるらしく・・・

『忘れる』ということは、けっして悪いことではないらしい。

 

仕事の重要なことなどは、ぜったいに『忘れない』という神経を働かせるようですが・・・

では、プライベートなことなどは皆さんいかがでしょうか?

 

自分が興味のないことは、あまり記憶に残さないのではないでしょうか。

 

ただし・・・

視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚の、どれか1つが憶えている

といったきっかけで『忘れていたこと』を、思い出したことはありませんか?

 

広告なども同じなのですが・・・

世の中にたくさん存在する『五感を刺激するもの』が、氾濫する中

自分が物凄く興味があるものならばいざ知らず

それほど興味のないものは、人間の記憶の中では1つに絞り込まれて記憶されるのではないでしょうか。

 

ですので・・・

提供する側が、いろいろな情報をメリハリをつけないでたくさん発信してしまうと

逆に、何も印象に残らないということになってしまいます。

 

たいせつなことは・・・

一番伝えたいことだけに絞り込んで、メリハリをつけて発信することではないでしょうか。

 

そして・・・

その商品やサービスでは『視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚』のうちの、どれに集約して発信することが最適なのかも重要です。

 

ですが・・・

 

時には、そのカテゴリーの特性とは異なる表現のほうが、人の印象に残ることもたくさんあります。

 

でも・・・

 

それを説くカギは・・・

実は、五感だけでは表現できない『もう1つの感覚』なのかもしれません。

 

しかし、ここで第六感という言葉は使うつもりはありません。

 

私がお伝えしたいのは『総合感覚力』

 

そして何よりも『仮説力』だと信じています。

数年前のこと。

 

親戚を集めて、ある行事があった。

 

私が幹事になり、会席料理のお店を設定した。

 

打ち合わせの時には、料理内容の事はもちろんですが・・・

もう1つ、大事なお願いをした。

 

そのお願いとは・・・

『高齢者が多いので・・・

 通常の座敷の上に、絨毯を敷いていただいて

 テーブルと椅子でセッティングしていただけると有難いのですが。』

 

一般的な常識ですと、高齢者が多いと座敷が好まれると考えがちですが・・・

実は、それはまったくの逆。

 

足腰の弱った高齢者には、テーブルと椅子のほうが好まれるのです。

 

その結果をあらわすのが・・・

宴会が終わった時に、高齢の方のほぼ全員から最優先に言われた言葉。

それは・・・

 

「いや~、テーブルと椅子は最高だった~!」

 

料理の感想については、その後。

 

もし、物凄いグレードの料理を用意したとしても

いただける感想の最優先は、同じだったでしょう。

 

後日、この話をお店の方に話したら・・・

「へ~っ」といった、あまり関心を示さない受け取り方。

 

正直、料理の感想は、人それぞれの好みがあるので、なかなか統一のものは返ってこない。

 

だが・・・

この『テーブルと椅子』は、ほぼ100%の方が最優先に言った感想。

 

そして数年経過し・・・

親戚が集まった席で、その時の話題になると・・・

最初に出る言葉は

『またあのお店で、テーブルと椅子で料理が楽しめたらイイね』

 

料理に対する評価も、悪くなかったから『またあのお店で』という言葉になるのは当然のことです。

 

しかし・・・

人の記憶に残るものは、優先順位があり、

その第一優先順位が、物凄い記憶として残り

そして、二番目の記憶には、けっこう開きが出るもの。

 

『何が一番印象に残ったことなのか』を

いかに客観的に検証できるかが、いわゆる『また利用したいと思っていただける店づくり』に繋がるのだと思います。

 

お客様に、また利用していただけること。

一番たいせつなことは・・・

様々な環境に臨機応変に対応し・・・

そして・・・

客観性を持った『おもてなしの心』を忘れないことではないでしょうか。

20080910-sokyu.jpg流通業やサービス業の現場で、同業他社との差別化を考える時には、次の2つの言葉が頻繁に使われている。

・価格での差別化

・価値での差別化

 

しかし・・・

もう一つ、大切な差別化できるものがある。

 

それは・・・

『量での差別化』であります。

 

調味料など継続的に使用する商品の場合には『価格での差別化』の延長線上にある考え方として捉えても宜しいのかと思います。

 

が・・・

一回きりで消費する商品などは・・・

お客様の心理で考えた場合には、微妙に異なるところであります。

 

また、この『量での差別化』に関しては・・・

お客様サイドで考えた場合の、そのマーケットのシェアに対して、まだまだ十分な供給がされていないことが『大盛りユーザー』から聞こえてくることが多くあります。

 

そして・・・

実は、このマーケット。

ちょっとした盲点になっているマーケットとも言えます。

 

20080911-oomori.jpgとくにスーパーなどでの『カップ麺』の売り場など。

面積の限られたカテゴリーの場合、どうしてもお客様への『値ごろ感』を訴求するために・・・

メーカー側は『大盛りバージョン』を発売しているにもかかわらず、そういった商品を陳列していない店舗がけっこう多い。

 

しかし・・・

『大盛りユーザー』は、たくさん食べたい。

 

『大盛りユーザー』でない人からすると・・・

『2つ購入すれば・・・』という声も聞こえてきそうですが

『大盛りユーザー』でなくても・・・

一回きりで消費する商品の場合、ほとんどの方が1つで満足を考える。

 

また・・・

一見コストパフォーマンスに身頓着に思える『大盛りユーザー』のほうが、実は『コストパフォーマンスにシビア』な人が多い。

これは・・・

通常の『1つで満足する人』と大きく異なる点、すなわち『満足していない』からこそ、コストパフォーマンスにシビアになる思考が働くのであります。

 

『価格の満足感』『価値の満足感』も大切ですが・・・

このような『量の満足感』も、より細かいリサーチをしてみる価値はあるのではないでしょうか?

 

でも・・・

そのリサーチの時には『通常の量で満足している人が用意した選択肢から』では、その真意はつかめないかも。

 

よりフリートークを重要視したリサーチが有効だと考えます。

 

また、こんな事も・・・

 

ご自身の経験を思い出してみてください。

『大盛り感』のあるお店は・・・

口コミの場合、誰もが人に伝達する時に、表現しやすいとお感じになりませんか?

「あそこのお店、量がこれぐらいあって物凄いのよ~。」

など。

 

もちろん、品質もたいせつです。

 

その2つで合格点となった場合・・・

口コミによるスピード性を高められて、さらにリピート率を高められるマーケットといえるのでは?

 

そして・・・

そのマーケットでのシェアをつかむことで『大盛りユーザーの心をつかみ』

そういったユーザーの『クセになるお店』になるのではないでしょうか。

20080904-nin-a.jpg今回の写真は、拙い私の手作り。

『刻みニンニク』

『刻み生姜』

を、合わせた

『ごま油漬け』

とでも言えばいいのでしょうか。

 

要するに、メイン料理に一味加える調味料的ポジションになるのかもしれませんが、通常の調味料と一番異なるところが『歯ごたえ感』がプラスされている点でしょうか。

 

ニンニクも生姜も・・・

おろす・・・『おろしニンニク』『下ろし生姜』

きざみ・・・『きざみニンニク』『きざみ生姜』

といった使い方が多いようですが・・・

 

この私の手作りは・・・

『きざみニンニク』と『きざみ生姜』の混合なのですが、通常と異なるのは【サイズをバラバラにしている】というところでございます。

 

20080904-nin-b.jpg寄りで撮ったこちらの写真でお解かりになると思うのですが・・・

見た目はとっても悪いです。

 

が・・・

この【サイズをバラバラ】は、大げさなほどに意図的にバラバラにしました。

 

そうすることで、次のような楽しみ方が出来るのであります。

・毎回、異なる歯ごたえと遭遇する。

・どの食材には、どのサイズがクセになりやすいかが解る。

そのポジションごとに、ニンニクと生姜の混合比率が異なる部分も楽しめる&検証できる。

 

さてさて・・・

食べ物というのは、本当に面白いものでもあり、そして奥が深いですね~。

 

食材ごとに、本当に【クセになるサイズ】が存在するんですよね。

 

これは次のVolでも書きましたが・・・

Vol.24 年代がUPすると『冷凍食品に不満な人』が増える理由。

Vol.27 懐かしい『おばあちゃんの手づくり』から学ぶこと。

 

全てに通じることは・・・

クセになるサイズ

それぞれの食材ごとのクセになるサイズが存在する

【食材の細胞】と【人間の感覚を司る細胞】との関連性を・・・

さらに、マーケティングと、いかに融合させるか。

 

ここまでくると・・・

【優れた感覚者】であり【優れたお客様目線】であることが、一番求められる事になりますね。

 

でも・・・

 

それを見極められた者だけが・・・

【B級グルメ】を制することが出来ることでしょう。

sedainosa.jpg

以前、次のVolで『歯ごたえでクセになるパン屋さん』の記事をアップさせていただきました。

Vol.8 クセになるパンがある!

 

この『歯ごたえ』に対する感覚。

実は、世代間で、感覚の違いが大きく分かれるのはご存知ですか?

 

ちなみに私は、昭和39年生まれ。

東京オリンピック開催の年に生まれました。

言ってみれば『比較的日本が豊かになりだした時代』に生まれたわけです。

 

この歯ごたえに対する感覚は・・・

ある種の『贅沢感』でもあります。

 

私の世代は、比較的豊かになりだした時代に生まれ、そして技術の進歩が急激に進んだ時代。

ですので・・・

『やわらかい食べ物』を、小さい頃から体験してきました。

 

ですので『やわらかい食べ物』を、それほど贅沢だとは思わず・・・

むしろ『歯ごたえがあるモノ』が、ある意味『新鮮』だと感じるのであります。

 

昨今の『もちもち感のある食べ物』のブームは、そのような時代背景から考えると、当然だったといえるのかもしれません。

 

しかし・・・

この『歯ごたえを楽しむ』ということ。

実は、比較的年配の方々には、それほど人気がないようであります。

その理由をたずねると、ほとんどの方が

「どうも噛みづらいのは苦手だな。昔たくさん食べたから・・・。」

「やっぱり柔らかいほうが美味しいと思うわね。」

などなど。

 

中には、高齢によっての歯の衰えも関係しているとは思うのですが、上記の質問をした時には『心の中での感覚』としてお聞きしております。

 

商品を開発する時には、味の良し悪しは勿論。

ですが・・・

この『歯ごたえの感覚』こそが、味以上に『クセになる商品』

すなわち『ヒット商品ではなく売れ筋商品』になる要素をたくさん含んでいるのであります。

 

でも、いかがでしょうか?

 

メーカーなどの最終決裁権。

新発売する商品のターゲットになる方の世代感覚と、決裁する方の世代感覚は大丈夫ですか?

 

企業が、これから市場に送り出す商品を考える時・・・

『決断』は、どんな方がされていますか?

『正しい決断が出来る人』が、決断をしていますか?

『常に客観的に見極められる人』が、決断をしていますか?

そして何よりも・・・

『売れる見極めが出来る人』が、決断をしていますか?

 

 

豊かな世代への商品の提案~アプローチ

『舌の感覚』も大事ですが・・・

それ以上に・・・

求められる人材とは・・・

『歯の感覚』そして『脳の感覚』が優れたエキスパート

ではないでしょうか?

 

そして一番たいせつなこと

それは・・・

その優れたエキスパートを、優れていると見極められるトップの決断。

20080901-yoyaku-238.jpg先ほど・・・

次の記事をアップした後に、ある事を考えました。

【女房の涙】

Vol.14 えっ、なぜ録画されていないのだ???

 

まずは・・・

【女房の涙】の『Vol.14 えっ、なぜ録画されていないのだ???』をお読みいただきましてから、再度この後をご覧いただけましたら幸いです。

 

●私が考えたこととは・・・

【お客様が商品を買いたいと思うのは、こんな時では?】

【こういう時こそ、こんな商品が売れるのでは?】

ということ。

 

==================

 

【女房の涙】の『Vol.14 えっ、なぜ録画されていないのだ???』は・・・

お読みいただけましたでしょうか?

 

==================

 

今回の一件で、一番たいせつなこと

それは『人の気持ちの中での優先順位』であります。

 

今回の一件から・・・

『人の気持ち』から考えた場合に、売り上げ増が見込める商品

それは・・・


【ダブ録レコーダー】では?

 

さすがにメーカーも、今回の一件をテーマにCMはつくれないでしょうが・・・

販売店の店頭でのセールストークとしては、かなり説得力あるはず!

senbei-ikimono.jpg

先月後半の【法則の箱】では・・・

『均等化・平均化の罪 』というカテゴリーで『カタカナのお餅』『冷凍食品』などについて、2つの記事を書かせていただきました。

 

ご興味のある方は、こちらの2つの記事をご覧くださいませ。

Vol.23 なぜ『カタカナのお餅』は、クセにならないのか。

 

Vol.24 年代がUPすると『冷凍食品に不満な人』が増える理由。

 

 

さて・・・

この2つの記事で書きました『均等化・平均化された商品』を解決する方法

それは・・・

『機械では予想がつかない細胞のチカラに任せること』

で、あります。

 

今回の写真の『おせんべい』は、その最たる例であります。

(とくに原材料にカタカナが含まれないモノほど、上記の条件になります)

 

・おせんべい

・おかき

・その他

いわゆる『米菓』には・・・

『もち米とうるち米』などの原材料比率の差はありますが、次の『機械では予想がつかない細胞のチカラに任せること』によって、いわゆる『均等化・平均化されない商品』となります。

・素材自体の持っている細胞のチカラ

・乾燥させる工程での細胞のチカラ

・焼く時に発生する細胞のチカラ

 

昔々・・・

昭和の頃に、ご家庭で、残ったお餅を使って『おばあちゃん手づくりのせんべい』を食したご記憶はありませんか?

 

いかがでしょうか?

当時のおせんべいが、懐かしくなって『また食べたい』という欲求に心が踊らされた事がございませんか?

 

 

『均等化・平均化された商品』は・・・

様々な工程において『細胞のチカラを発揮しづらい環境』を作ってしまうケースがあります。

 

もう一度、今回の記事の写真をご覧くださいませ。

細胞のチカラで・・・

『この世に2つとないカタチ』そして『この世に2つとない歯ごたえ』を演じている勇姿を。

 

そんな頑張ってる姿と同時に・・・

『2度と巡り合えない微妙な感覚の違い』を体が覚えてしまう。

誰だって『また食べたい』=『クセになる』という心理になるものです。

8jidayo.jpg今から20年ほど前・・・

毎週土曜日の夜に、物凄いオバケ番組がありました。

 

イラストのような・・・

ドリフターズの『8時だョ!全員集合』であります。

 

この番組・・・

放送開始は、1969年10月

放送終了は、1985年9月

 

約16年間、物凄い高視聴率の番組でした。

 

この番組の放送終了には、様々な理由があると思います。

 

また『なぜ大人気だったのか?』に関しましても、キャスティングは勿論のこと、その中でのギャグなど、様々な分析が出来ると思います。

 

しかし・・・

私が触れたいのは・・・

『番組の内容とは別の視点での人気の背景』であります。

 

 

それは一体どういうことなのか?

 

この番組が放送していた時期は、世の中はどのような状況だったでしょうか?

現在のような『週休二日』が普及する前の時代であります。

 

 

要は・・・

【「明日は休みだ~!」という心理の時に見た番組】

ということであります。

 

ここで、ある番組を思い出してみてください。

それは『サザエさん』です。

 

この『サザエさん』

面白いし、アットホームだし・・・

でも見ていると、同時に次の感情がパッケージになっていませんでしたか?(いませんか?)

「あ~、明日からまた学校か~。」

「あ~、明日からまた仕事か~。」

 

【休日】というのは、その【休日の日】がワクワク感と思いがちですが・・・

実は人間の心理の中で、一番ワクワク感が高まるのは

【明日は休みだ~!】という状況の時であります。

 

ですので・・・

『8時だョ!全員集合』が楽しかったのは、そういった【翌日の関係との心理】を体が覚えていたのであります。

 

そして、毎週毎週・・・

その『ワクワク感を体が求める』という無意識のうちの習慣性が成立した結果だったと言えるのではないでしょうか?

 

昭和40年代生まれ以上の年代の方・・・

小学生の頃を、思い出してみてください。

『土曜日の放課後』

言葉では説明できないような『風のにおい』が存在していませんでしたか?

目を閉じると・・・

ふと、あの頃のにおいが、思い出されませんか?

mochi.jpg日本人の文化『お餅』

 

でも最近は・・・

満足できないお餅が多すぎると感じます。

 

約15年ほど前から・・・

お餅は、メーカーの技術研究の進歩によって大昔のものに比べて、とてもよく伸びるようになりました。

 

でも、ここ最近は・・・

その『よく伸びる』というニーズに対してメーカー側に、チョットやり過ぎのような感じがします。

 

mochi-nobi.jpgそれは『異常な伸び方』に対して!

 

何が原因か?

 

それは『カタカナのお餅』が増えたことであります。

 

●カタカナのお餅

要するに・・・

『原材料にカタカナの化学的なものが含まれたお餅』のことです。

(多分2種類ぐらいのカタカナが含まれているケース多し)

 

確かに『伸びないお餅』よりも『伸びるお餅』のほうが、嬉しいものです。

 

ですが・・・

 

『カタカナのお餅』は異常に伸びる現象と同時に・・・

『均等化・平均化された食感』となり、その結果、どこか『偽りの食べ物』にもなってしまう気がします。

 

食べる楽しみには・・・

噛むポジションが変われば、微妙な感覚の違いがあり、それが「もうちょっと食べたい」という感情へと繋がるような気がします。

 

本当に求められているのは

●自然界での素材の限界

●自然界での人の技術の限界

なのではないでしょうか?

 

カタカナのお餅は・・・

本来の素材が持っている『自然のチカラ』に対して『均等化・平均化』をもたらしてしまいます。

 

『均等化・平均化』がもたらされると、どういうことになるのか。

それは・・・

『どこを噛んでも同じような食感』になってしまうのであります。

 

この『同じような食感』になると、人間は『また食べたい』という心理から遠ざかることになります。

 

家庭の味・母親の味が飽きないのは、その時々の火加減や調味料などの微妙な違い・・・

そして、その時々で変化する素材によって・・・

『均等化されていないモノ・平均化されていないモノ』になり

その結果・・・

『懐かしい』『また食べたい』という心理へと繋がります。

 

【クセになる感覚】は・・・

『均等化されていないモノ・平均化されていないモノ』でないと、いけないのであります。

 

カタカナのお餅は・・・

ある意味、デジタルの進化によって『情報が詰め込まれすぎたCM』にも通じる感じがします。

 

はやり・・・

『人の感覚』『人の呼吸』『人の時間軸』など、ある一定の限界を超えてしまうと逆に『本物』から離れていく。

その結果・・・

【クセにならないモノ】になるのでご注意を。

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